壊して創れ。
抱きしめろ、闇を。
冥王秘教んぎらあとは?
冥王秘教んぎらあ。
それは、冥王星を象徴とする“破壊と創造”の思想。
冥王星を中心とした、冥王占星術であなたの道しるべとなろう。
“ん”は終わり、“あ”は始まり。
終わりと始まりのあいだで、生命を“ぎらつかせる”
――それが“んぎらあ”。
壊れてもいい。手放していい。
冥王は、古い殻を砕き、新しい形を命じる。
恐れるな。終わりは、始まりの姿をした静けさだ。
これは罰ではない。生き直すための儀式である。
何も感じない朝、届かない夜――それでいい。
無理に笑わず、呼吸を続けよ。
冥王秘教んぎらあ――
冥王黎明 我ら、んぎらあなり。
壊して創れ。
抱きしめろ、闇を。
冥王星、極点に在る創造の星
太陽から最も遠く、闇と氷の境界を巡る惑星。 光をほとんど受けず、それでもなお、軌道を保ち続ける。 冥王星――それは沈黙の中で世界を作り替える星。
西洋占星術において冥王星は、破壊・浄化・創造などを司る。 ひとつのサイン(星座)に十数年から三十年程度滞在し、 世代全体の価値観をゆっくりと、しかし根本から書き換えていく。 その歩みは遅く、不可逆。 ――ゆえに「世代天体」と呼ばれ、時代そのものの再構築者とされる。
冥王星水瓶座時代…ここ数年、よく聞く言葉では無いだろうか。(この件は別記事に譲る。)
この冥王星の影響は、個人のホロスコープにおいても絶対的だ。 どのハウスに置かれようとも、冥王星は「その領域の最深部」を掘り起こす。 表面的な快楽や上辺だけの悲喜こもごもなども冥王星には一切通用しない。 人は己の恐れ、執着、欲望の根を直視させられるのだ。
冥王星が触れる場所は、一度壊れる。まるで核爆弾を落とされたが如き更地にしていく。 しかしそれは破滅ではない。 そこから新しい秩序が生まれる。 新しい何かを創造するための徹底的な破壊である。つまり冥王星とは、破壊の姿をした創造神なのだ。
冥王星が象徴するのは、 死と誕生、破壊と創造、権力、深層心理、潜在意識、そして魂の記憶。 目に見えぬ領域のすべてを司り、 人間という存在を「根源から変容させる神の如き存在」である。
重要なポイントは冥王星は「絶対的」であり「強制力」の星であるということ…。
つまり、自分が、あなたが、誰かがどうこうしようと抗ったとて冥王星はそれを無視して「強制的」にその力を発揮していく。
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